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解説:“酸性雨” 〜 雨のもたらす恵みは どこに? 〜
酸性雨
"酸性雨"というのは、強い酸を含んだ雨や雪が、地上に降ってくることを言う。
雨水は、もともと大気中の炭酸ガスが溶け込んでおり、pHは5.6であることから、一般にはpHが5.6以下の雨水が酸性雨とされている。
1960年代にヨーロッパや北アメリカで問題になり始めた。
単位:pH(ペーハー)
酸性、アルカリ性といってもその強さの程度があるので、その強さの程度を示す単位にpH(ペーハー)という数値を使います。
pH=1が最も強い酸性、pH=12が最も強いアルカリ性、pH=7が中性です。ちなみに、酸性の程度がpH5.6以下の雨水が酸性雨とされています。
工場や、発電所、自動車や暖房などで、石油や石炭を燃やす
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二酸化炭素とともに、二酸化硫黄と窒素酸化物というものが発生
↓
石炭や石油等の化石燃料などの燃焼に伴って発生する硫黄酸化物や窒素酸化物は、大気中へ放出
↓
雲に取り込まれる
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複雑な光化学反応を繰り返す
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最終的に硫酸イオン、硝酸イオン等に変化
↓
雨・雪・霧などに含まれて降ってくる。このイオンを含んだ強い酸性の降雨を酸性雨という
“酸性雨”の影響
森や農作物が枯れる→さらに、森林全体がかれてなくなる
湖が酸化して魚がすめなくなる。
石造建築物が溶る。
“酸性雨”防止への取り組み
工場の公害防止装置や自動車の改良で原因物質を減減らす試みがされている。
雨よりもこわい!酸性霧
最近、「酸性霧」というのが大きな関心を呼んでいる。酸性霧というのは、亜硫酸ガスや窒素酸化物など、空気中の汚染物質を溶かしこんだ霧のこと。 霧は雨つぶよりもはるかに細かく、長い時間空気中にただよっているので、汚染物質をたくさん含んでいる。そのため雨の場合よりもはるかに強い酸性度を示すことが多い。
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